高血圧症とは
高血圧症は、以下のの要因が絡み合って発症すると考えられています。
- 遺伝的素因
- 過剰な塩分摂取
- 過食
- 運動不足
- 喫煙など
高血圧が続くと、体中の血管に負荷がかかり動脈硬化に結びついてきます。自覚症状がないため気づかずにいると、動脈硬化は徐々に進行して、血管が硬くもろくなって、血流が悪くなったり破れたりすることになり、結果として脳卒中、心臓病、腎臓病など生命にかかわる様々な病気を引き起こします。
女性では閉経後女性ホルモンの低下が起こることから血管の弾力性、水分やナトリウムの排泄が低下することから血圧の上昇がおこりやすくなります。
高血圧症の予防とは
予防としては、
● 一日10g以内の塩分摂取(減塩)
● 標準体重になるべく近づける(減量)
が重要となってきます。
高血圧症の血圧とは
血圧は季節によっても変わりますし、一日のうちでも時間によって変動します。また医師の前では緊張して上昇する白衣性高血圧の人もいます。逆に自宅での血圧が医療機関で測る血圧よりも高い場合もあり、日常的に家庭で血圧を測定することをお勧めします。